有限会社オービタルエンジニアリング開発のCubeSat放出機構、3U衛星の放出に成功
2024年2月21日(令和6年)
神奈川 – 先進的な宇宙技術を提供する有限会社オービタルエンジニアリングは、2024年2月17日9時22分55秒にJAXA種子島宇宙センターから打ち上げられたH3ロケット試験機2号機に搭載された3U衛星放出機構が、打ち上げから所定の時間が経過した後、予定通り3U衛星を成功裏に放出したことを発表します。
この成果は、経済産業省様のご支援を受けて、SPACE ONE(株)様と当社が共同開発した3U放出機構の信頼性と性能を実証するものであり、開発と製造にご協力いただいた関係各方面に深く感謝申し上げます。
本放出機構の主構造はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製であり、世界最軽量(本体1.2kg以下)を実現するとともに、特殊な3点支持構造により、搭載衛星への打上ストレスを軽減させております。
弊社ではより大型のW6U衛星放出機構の開発も完了しており、SPACE ONE(株)様のカイロスロケットによるクラスター打ち上げを目指しています。この新たな成果は、当社が宇宙産業において果たす役割の拡大と、持続可能な宇宙利用への貢献を象徴しています。
3U衛星放出機構
質量;約1.2㎏
外寸;411.5×129.0×166.5(mm)
W6U衛星放出機構
質量;約1.9㎏
外寸;427.5×273.3×166.5(mm)
今後も有限会社オービタルエンジニアリングは、宇宙技術の革新を通じて、さらなる成長と宇宙産業の発展に貢献してまいります。ご支援いただきましたすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
会社について
有限会社オービタルエンジニアリングは、先端の宇宙技術を提供し、宇宙産業の発展に貢献している企業です。持続可能な宇宙利用の推進と、宇宙技術の民間活用の拡大を目指しています。
お問い合わせ先
広報担当者: 森田
有限会社オービタルエンジニアリング
電話番号: 045-439-1871
メールアドレス: info.oe@tech.orbital-e.co.jp
ウェブサイト: https://tech.orbital-e.co.jp/
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